急に起こるキツイ腰の痛みを総称してギックリ腰と言います。
重たい物を持った時にギクッと痛めるイメージが多いと思います。
しかし、実際には椅子から立ち上がろうとした時とか朝、顔を洗っている時とか何もしていないのに…とかの場合がほとんどです。
原因は全身の疲労です。
仕事の疲れ、睡眠不足、暴飲暴食、風邪の後など。
こんな時に、何気ない動作、もしくは何もしていないのに…ギクッと痛めてしまいます。
ギックリ腰になったら、いち早くご来院頂き整体を受けていただく事をおススメします。
ひとりで歩けないくらいの方でも、帰りはお一人でちゃんと歩いてお帰り頂けると思います。
なかには、スキップまで出来る方も多いです。
もちろん、スキップしながら家まで帰るわけではありません(笑)
しかし、すぐに来て頂けない場合もありますよね。
そのための自宅療養のアドバイスを書きますので、お役に立てると嬉しいです。
★一番大事なのは、『安静』です。
あまり動かずに楽な体勢で寝て安静にして下さい。
仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションなどを入れて、膝と股関節が軽
く曲がった状態で。
横向きで寝る場合は、膝と膝の間にクッションなどを入れて膝と膝が離れた状態で、股関節と膝を軽く曲げた『く』の字で。
★温めたらダメ!!
入浴は、湯船に浸からずにシャワーだけにして下さい。
カイロなどで温めるのは厳禁!!絶対にダメ!!です。
冷湿布を貼ることをおススメします。
バッファリンなどの痛み止めの飲み薬があれば、服用して下さい。
★真っすぐの姿勢はダメ!!歪んだ姿勢で!!
痛みがキツイ時は、真っすぐの姿勢だと余計に痛いはずです。
痛みが軽減する2日間くらいは、見た目が変でも、一番痛みの出ない姿勢でいて下さい。
3方向に微調整して下さい。
・少し前に曲げている方が楽?それとも少し後ろ?
・少し右に傾けた方が楽?それとも左に傾けた方が楽?
・少し右にねじった方が楽?それとも少し左にねじった方が楽?
(参考)右利きの方は、少し前、少し右に傾き、少し左にねじった方が楽な方が多いです。
例外も多いですが…。参考にして下さい。
★おまけ
朝起きた時が一番つらいと思います。
(楽に起きる、立ち上がる方法もあるので、またの機会にご紹介したいと思います)
血流が悪くなって体温が下がっているせいです。
朝食を食べると、体温が上がって痛みが軽減します。
ギックリ腰になったら、キチンと朝食をとることをおススメします。
上記のことを守って頂くと、2~3日でかなり痛みは軽減すると思います。
そのうえでまたご来院を検討して下さいね。